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磐田バッハいろいろアリアリ

静岡県磐田市に本拠を置く磐田バッハ合唱団のブログです。

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今週の練習も熱かった!………σ(^_^;

●掟破りの暑さの毎日

こんにちは、管理人のrsです。
まだ5月なのに、すっかり真夏の雰囲気ですね。

10月10日、JR静岡駅前の静岡音楽館AOIで、
J.S. Bachのロ短調ミサ全曲演奏会が
磐田バッハの関連団体・静岡バッハ合唱団主宰で
予定されており、ただいま静岡バッハは
毎週しごきの波に翻弄されています。

磐田メンバーも、もちろん参加して、
盛り上げなくちゃいけません。
しごきは他人事ではありません!

気温とともに、
マエストロの指導も
さらに、さらにヒートアップしております!

●最近流行り(?)のしごきテーマは………

理想的な響きを1音1音に与えるために、
唇のフォームを徹底的に見直そう!

……です。

rsは最近これを、
「アヒルのお口キープ!」
と1人で叫んでおりますが、
要するに口腔内部の容積を広げて
やることにより、
日本語の日常会話の発声・発音では
実現しにくい、美しい響きを
1音1音に与えよう、というトレーニングです。

具体的には、唇とその周囲の筋肉に
力を入れて、前方に突き出し、
それをホームポジションとします。

ちょっとドナルド・ダックになったような気持ち。



ホームポジションが出来たら、
唇の力を抜かず、前方に突き出しつつ、
「あ・え・い・う・お」という母音それぞれが
最高に響くポジションを見つけ出す。
少し上の方に引き上げたり、
目を大きく見開いてみたりして、
それぞれの母音の当たりどころを丁寧に探してみる。

このトレーニングを繰り返すことで、
ともかくどの音も疎かにせず響かせてみよう!
と檄を飛ばされている昨今です。

なかなか一朝一夕にはいかないのですが、
こうしたら、いや、ああしたら、とみんなで試行錯誤中。

rsは、

「毎日百面相してみなさい」

とのマエストロのお言葉通り、
鏡の前でこっそり百面相してみるこの頃です。
顔面の表情筋を思いっきり動かしてみると、
どうも普段は動かしていないらしく、
筋肉痛がっ!

プロの方々の演奏を動画などで
詳しくチェックしてみると、
実は唇とその周囲の筋肉を
ものすごく巧みに使って、
全ての母音が最高に響くように
フォームを徹底されていることに
気が付きます。
ついつい声の美しさに聞きほれて、
どんなフォームをされているか、なんて
これまであまり意識してこなかったのですが、
よくよく観察してみると、
な、なるほどなぁ……(゚o゚;

マエストロ語録に、

「野球じゃないので、同時セーフはなし。
同時じゃ、アウトです!」

というのがあるのですが、
これも唇ポジションの話。

どういう意味か?
と申しますと、

口の形を作るのと、
発声するタイミングが同じでは、
ちゃんとした響きを作り出す余裕がない。

必ず、次に来る音符に割り振られている
母音はどれか? を先読みして、
発声に入る前に、次の母音を鳴らすための
唇の形を作っておく。
それが出来て、初めて理想的な
響きをその音に与えることが出来る……というお話。

全部の音について
前もって唇のポジションを
作ろうとすると、か~なり忙しいことになる。

で、鏡の前で百面相の練習をしないと
追い付かない、と………(^_^;)

1音ずつ丁寧にフォームを
確かめながら、自分の出せる最高の響きを……と、
ヘボ団員ながら必死に食い付いて練習してきたところ、

ちゃんとフォームが出来てる時は、
音程もふらつかないんだ!
というのに気が付きました。

なるほど!! 
ちゃんとやれば、
さらなるオマケが付いてくるんだ!!

これは、練習して、
しっかり身に付ける方が
断然おとくなテクニックなのだぁっ!ヽ(^0^)ノ

毎回の練習で、マエストロが教えてくださることは、
実現するのが難しいことばかりで、
時に悩み、時に落ち込み、を繰り返す私たちですが、

一生懸命ついていけば、決してお見捨てにならず、
ご自分が培われてきた膨大な音楽表現を
注ぎ込んでやろう、と情熱的に導いて下さる。
一朝一夕ではこちらが出来ないものだから、
しごき炸裂になっちゃうんですけれども、

こうして教えていただける、
出来ないながらも、食い付いていく、
そういう貴重な時間を積み重ねていくことの
尊さを噛みしめずにはいられません。

昨日のレッスンの最初におっしゃってました。

「言葉の中に潜む《精神》が、
バッハによって《音》にされ、
初めて《音楽》になった。

だから、その《精神》が示す
《音》の《響き》を表現しなければ、それは《音楽》とは言わない」

本当にそういう《音》を表現出来るように
なりたい、と切に願います。


 ↑
磐田市のシンボル、駅前のクスノキです。
マエストロが憧れを込めた音を、と
タクトを振られるお姿に重なる気がする。
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