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磐田バッハいろいろアリアリ

静岡県磐田市に本拠を置く磐田バッハ合唱団のブログです。

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ドイツレクイエム合同練習

●本番前の唯一の合同練習、気合い入れていきまさしょう!

こんにちは。
管理人rsです。

家庭の事情で磐田の練習に
ずっと出られず、他のメンバーのレポートを超うらやましがっていたのですが……。

4/24は7/10本番に参加する
メンバー全体の合同練習を
rs地元の清水マリナートで
開催することになり、
無事参加出来て、
超喜んでおります。

とは言え、東京・大阪を
はじめとする各地で、
緊急事態宣言がまたしても施行されることになり、
東京や関西のメンバーが
直前で参加を断念する
波乱含みの幕開けとなりました。

換気して、密を避け、
不織布マスクの上に、
フェイスシールドのいでたちで、感染予防徹底です!

●Singet dem Herrn

1曲目は、磐田バッハオンリーの
バッハカモテット1番
Sibget dem Herrn BWV225。

ダブルコーラスのこの難曲、出だしが超入りにくい!

多少手探り状態の発進でしたが、それもムリありません。初めての合わせ、そして、これ、指揮者なしのアカペラですから!

今回このカンタータを歌うのは、ほとんどソリストとソリストクラスの百戦錬磨メンバーです。メリスマになればなるほど、集中力が上がり、さらに美しい。その上、ものすごぉく楽しそう! やっぱりバッハは楽しい!

初っぱなの音出しでは、立ち位置によって、チェンバロとビオラ・ダ・ガンバの音が聞こえにくかったために、同じテンポ感を維持するのが難しかったのだそうですが、位置を調整してからの2回目は、1曲目の1音目から、もうバッチリ! 美しい軽やかな響きにウキウキしつつ聴き入り、しっかり癒されました。

●次は小林秀雄!

暫時休憩の後は、静岡バッハメンバー、磐田ユビラーテメンバーも加わっての小林秀雄2曲。

女声合唱曲集『落葉松』より、
明るく楽しい「あなたと わたしと 花たちと」と、
しっとりと美しい名曲
「落葉松」。

対照的な2曲ですから、
同じ気持ち・同じ響きで
歌っては台無し。

「あなたと わたしと 花たちと」の出だしが妙に重い、暗い状態で、指揮のH先生から
「落葉松を歌う気持ちになってるでしょー。暗い、暗い!」(^-^;
とご指摘が。

で、明るく前へ進んでいく
曲のイメージを身体で
体感するように、ちょっと
みんなでリズムに合わせて歩いてから
歌い出す、というのを
やって下さいました。

この明るい曲の、爽やかで
軽やかな前奏を聴きながら
軽く歩くだけで、
あら不思議、すっかり
明るい気持ちになって、
音の響きも抜群に
明るくなりました!

途中細かく歌詞が
ビミョーに変えてあるので、
つい不安になって譜面に
かじりつきがち~
とおっしゃるメンバーさんも
いらっしゃいましたが、
歌詞なんか多少間違っても、
楽しい音をキープした方が
この曲らしいですよね!

ちなみにrsは目が悪いので、
咄嗟に小さい活字の歌詞が
読めません。で、五線の上
に、大きくデカデカと
目立つように歌詞を書き込んで
います。
この書き込みをやると、
結構覚えるみたいで、
「何だっけ、ここの歌詞⁉️」と
泡を食って譜面に目を
落とさなくなるみたいです。

さて、超有名な「落葉松」。
思い入れたっぷりし過ぎると
もたるし、かと言って
思い入れがないと、情緒が
出ないし、で難しい。

テンポや表現など、
小林先生はたくさんたくさん
細やかに譜面に書かれる
先生なので、一つでも
指示書きを
うっかり見逃すと、
えらいことに。

でも、自分が抜けてる分は、
指揮を見ればいいのです。
H先生の指揮を見れば、
全部わかるし、
安心してついていけば、
本番もきっと大丈夫だと
思います!

●おまちかね、ドイツレクイエム全曲通し練習!

既にここまでで、
みんな立ちっぱなしで
足が痛くなりつつありましたがぁ、

ドイツレクイエム全7曲は、
ソロの曲も合唱が入るので、
全曲歌いっぱなし。
と言うことは、
本番ステージでも、
歌いっぱなしの立ちっぱなし
なのです。

静岡バッハの練習では、
このところ歌う体力向上の
ため、立ちっぱなしで
練習してますが、
それでもこの日の合同練習では
気合いの入り方が違ったのか、
終わったら、足が痛くて
痛くて(/_;)

鍛え方が足りないのかなぁ。

この日は時間的に余裕がなく、
ドイツレクイエムは、ほぼ
通すだけ。
初めてピアノ連弾の伴奏と
合わせたメンバーもあり、
皆さん大いに緊張された
ようですが、終わった後の
爽快感は、ハンパなかった
ようで、みんなニコニコ。

ただし、まだまだ本番に
かけるには怖すぎの状態なので、急遽静岡にH先生月イチ
ご出張をお願いする事と
なりました。

あ~、それにしても
ドイツレクイエムの歌詞は
沁みますね。

3番の歌詞
Herr, lehre doch mich...
「主よ、我が終わりと
我が日の数がどれほどであるかを
私に知らせ、
我が命のいかにはかないかを
知らせて下さい。

見よ、あなたは私の日を
つかの間とされました。
私の一生はあなたの前では
無に等しいのです。」

のところで、ついじっくり
歌詞を噛み締めてしまい、
昨年11月に
亡くなった夫の事を思い出して
涙が出てきてしまいました。

本当に、人生は短いです。
だからこそ、生きてる間は
精一杯生きないと。

7番の
Selig sind die Toten,
「今から後、
主にあって死ぬ人は
さいわいである。
御霊も言う、
《その通りだ。彼らはその労苦を解かれて休み
そのわざは神についていく》」

夫は信者ではありませんでしたけれど、精一杯生きて、
今は《その労苦を解かれて休んで》いるんだなぁ、と
しみじみ思いました。

美しい《ruhen》(安らぐ)を
歌いたい、と
切に思いました………。







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