磐田バッハいろいろアリアリ
静岡県磐田市に本拠を置く磐田バッハ合唱団のブログです。
いよいよハレルヤコーラスに入ります!
- 2016/11/23 (Wed) |
- 音楽 |
- CM(0) |
- Edit |
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●こんにちは、管理人のrsです。
秋もたけなわ、美味しい味覚真っ盛りです。
浜松メサイアの練習も、クリスマスシーズンを
前にして、練習真っ盛りです。


↑
静岡バッハの練習会場のお花シリーズその1。
柿もこんな風に活けられると、風情がありますね。
ここは、静岡草深教会というプロテスタントの
教会で、教会員の方がいつもステキに活けて
下さっています。練習前に拝見するのが
楽しみです。
●浜松メサイア11/20の練習内容
いよいよメサイア練習も、後半の曲に
さしかかりました。直近の11/20(日)の練習では、
音取り・坪井先生のレッスンとも、
35・37・39・41番をやりました。
先生からのワンポイントヒントは、
・ヨコに歌わない。
・タテの響きを大切にする。
です。磐田バッハでも、関連団体でも、
常にこれを忘れずに、と言われますが、
なかなか1曲通して出来ないんですよね………(^◇^;)
特に、以前歌ったとか、有名で聞き覚えの
ある曲などでは、ついメロディーラインを
追って、「ヨコに」「ヨコに」流れていって
しまいます。ところがメロディーを歌おうと
すればするほど、1つ1つの音がおろそかに
なってしまいがち。苦手な音が次の音に
不安定になだれ込んじゃったりしませんか?
むしろ、4声なら、1つ1つ次に動いていく
和音の構成する音色に耳を傾けて、
その和音の中で求められている自分のパートの
役割は何か、
隣のパートとどのようにハモれば、
きれいな響きになるか、
といった事を、下手でもいいから、
常に意識して、1音ずつ丁寧にやりましょう、
というのが坪井先生のメソッドの基本です。
ですから、メロディーラインがどうこう以前に、
1音をどう響かせるか、に心を砕くように
指導されます。
1音が出来てから、次の1音をまた
同じレベルで完成させるようにし、
さらにまた次の1音………と、常に自分を
客観的に捉える目を持って、より良い音を
1つずつ紡ぎ出していこう、というのが
先生のメソッド。
迂遠なように思われるかもしれませんが、
そうやって1音ずつに心を砕き、
集中して練習していく方が、
音程感覚も、フレージング感覚も、
より研ぎ澄まされるように思います。
難しいですけど、
こういう事を考えながら練習していると、
メロディーを追う事に夢中になって
歌っている時よりも、より作曲家の思いに
近づけるような気がします。
うまく和音が響いた時は、
「こういう音がこの言葉には欲しいんだよ!」
と思って書いたのかなぁ、なんて
想像をたくましくしています。
●曲ごとのワンポイント
35) Let all the angels of God worship Him
(全て主の御使いをして賛美せしめよ)
ワンポイントアドバイス:
ピアノや木琴をポン、とはじくように
1音ずつはじいてみましょう。
輝かしい響きを1音ずつに与える事を忘れずに。
37)The Lord gave the word
(主が御言葉をくださった)
ワンポイントアドバイス:
キリストの教えを世界中に広めようと、
西に東に、宣教に赴く人々の堂々とした
足取りをイメージした曲です。
基本的には行進曲なので、太鼓を打つような
イメージで。
39) Their sound is gone out
(その音は遠くまで響いた)
ワンポイントアドバイス:
柔らかい響きを、ゆるやかな風のイメージで
とらえてみましょう。
目の前をゆるやかに通り過ぎる風が、
美しい丘のようなカーブを描いている
ようにイメージし、自分の腕を使って
イメージをなぞってみると分かりやすいでしょう。
41) Let us break their bonds asunder
(彼らのくびきを粉々に砕け散らそう)
ワンポイントアドバイス:
鉄のハンマーをふるって、
「ぶっ壊す!」ような音が欲しい曲です。
息のスピードを上げ、1音ずつはじき出しましょう。
●次回12/3(土)の練習では
いよいよお待ちかねのハレルヤコーラスに
入ります。
1743年、初めてロンドンで演奏された時に、
国王ジョージ2世がハレルヤの途中立ち上がり、
観客も国王にならって全員起立した、
という、いわゆるスタンディングオベーション
の白眉となった逸話がある有名な曲ですね。
華やかで、聴いているだけで
わくわくしてくる素敵な讃歌で、
管理人も大好きです。
メサイアは、このハレルヤコーラスに
入る手前の第2部に難曲が多く、
練習も大変なところです。
ハレルヤに入ると、耳に馴染み深いためか、
ホッとしますよね。
楽しんでいきましょう!
※浜松メサイアでは、随時団員募集中です。
本番は、2017年8月19日(土)、浜松アクトシティー中ホール。
全く練習に参加せず、というのでは
困るのですが、特に何回参加しないと
ステージには載せません、といった
規定はございません。
ご興味おありの方、
bach@yr.tnc.ne.jp
までご一報下さいね。
このブログにコメントして下さっても
よろしいかと思います。
お待ちしています!


↑
静岡お花シリーズその2。
秋もたけなわ、美味しい味覚真っ盛りです。
浜松メサイアの練習も、クリスマスシーズンを
前にして、練習真っ盛りです。
↑
静岡バッハの練習会場のお花シリーズその1。
柿もこんな風に活けられると、風情がありますね。
ここは、静岡草深教会というプロテスタントの
教会で、教会員の方がいつもステキに活けて
下さっています。練習前に拝見するのが
楽しみです。
●浜松メサイア11/20の練習内容
いよいよメサイア練習も、後半の曲に
さしかかりました。直近の11/20(日)の練習では、
音取り・坪井先生のレッスンとも、
35・37・39・41番をやりました。
先生からのワンポイントヒントは、
・ヨコに歌わない。
・タテの響きを大切にする。
です。磐田バッハでも、関連団体でも、
常にこれを忘れずに、と言われますが、
なかなか1曲通して出来ないんですよね………(^◇^;)
特に、以前歌ったとか、有名で聞き覚えの
ある曲などでは、ついメロディーラインを
追って、「ヨコに」「ヨコに」流れていって
しまいます。ところがメロディーを歌おうと
すればするほど、1つ1つの音がおろそかに
なってしまいがち。苦手な音が次の音に
不安定になだれ込んじゃったりしませんか?
むしろ、4声なら、1つ1つ次に動いていく
和音の構成する音色に耳を傾けて、
その和音の中で求められている自分のパートの
役割は何か、
隣のパートとどのようにハモれば、
きれいな響きになるか、
といった事を、下手でもいいから、
常に意識して、1音ずつ丁寧にやりましょう、
というのが坪井先生のメソッドの基本です。
ですから、メロディーラインがどうこう以前に、
1音をどう響かせるか、に心を砕くように
指導されます。
1音が出来てから、次の1音をまた
同じレベルで完成させるようにし、
さらにまた次の1音………と、常に自分を
客観的に捉える目を持って、より良い音を
1つずつ紡ぎ出していこう、というのが
先生のメソッド。
迂遠なように思われるかもしれませんが、
そうやって1音ずつに心を砕き、
集中して練習していく方が、
音程感覚も、フレージング感覚も、
より研ぎ澄まされるように思います。
難しいですけど、
こういう事を考えながら練習していると、
メロディーを追う事に夢中になって
歌っている時よりも、より作曲家の思いに
近づけるような気がします。
うまく和音が響いた時は、
「こういう音がこの言葉には欲しいんだよ!」
と思って書いたのかなぁ、なんて
想像をたくましくしています。
●曲ごとのワンポイント
35) Let all the angels of God worship Him
(全て主の御使いをして賛美せしめよ)
ワンポイントアドバイス:
ピアノや木琴をポン、とはじくように
1音ずつはじいてみましょう。
輝かしい響きを1音ずつに与える事を忘れずに。
37)The Lord gave the word
(主が御言葉をくださった)
ワンポイントアドバイス:
キリストの教えを世界中に広めようと、
西に東に、宣教に赴く人々の堂々とした
足取りをイメージした曲です。
基本的には行進曲なので、太鼓を打つような
イメージで。
39) Their sound is gone out
(その音は遠くまで響いた)
ワンポイントアドバイス:
柔らかい響きを、ゆるやかな風のイメージで
とらえてみましょう。
目の前をゆるやかに通り過ぎる風が、
美しい丘のようなカーブを描いている
ようにイメージし、自分の腕を使って
イメージをなぞってみると分かりやすいでしょう。
41) Let us break their bonds asunder
(彼らのくびきを粉々に砕け散らそう)
ワンポイントアドバイス:
鉄のハンマーをふるって、
「ぶっ壊す!」ような音が欲しい曲です。
息のスピードを上げ、1音ずつはじき出しましょう。
●次回12/3(土)の練習では
いよいよお待ちかねのハレルヤコーラスに
入ります。
1743年、初めてロンドンで演奏された時に、
国王ジョージ2世がハレルヤの途中立ち上がり、
観客も国王にならって全員起立した、
という、いわゆるスタンディングオベーション
の白眉となった逸話がある有名な曲ですね。
華やかで、聴いているだけで
わくわくしてくる素敵な讃歌で、
管理人も大好きです。
メサイアは、このハレルヤコーラスに
入る手前の第2部に難曲が多く、
練習も大変なところです。
ハレルヤに入ると、耳に馴染み深いためか、
ホッとしますよね。
楽しんでいきましょう!
※浜松メサイアでは、随時団員募集中です。
本番は、2017年8月19日(土)、浜松アクトシティー中ホール。
全く練習に参加せず、というのでは
困るのですが、特に何回参加しないと
ステージには載せません、といった
規定はございません。
ご興味おありの方、
bach@yr.tnc.ne.jp
までご一報下さいね。
このブログにコメントして下さっても
よろしいかと思います。
お待ちしています!
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